メヒカーナの休日 9    ~メキシコが生んだ偉大な人たち  メキシコシティ~



         けんちく・フリーダ6


    『私は夢を描いたことは一度もない。私は私自身の現実を描いたの』

    ~ 女性画家 フリーダ・カーロ ~


    今日の日記は、メキシコが生んだ偉大な人たち。

    私たちが興味をもった 
    女性画家「フリーダ・カーロ」・建築構造家「フェリックス・キャンデラ」。
    建築家「リカルド・レゴレッタ」設計のホテル
    「カミノレアルポランコ」宿泊記を併せて更新したいと思います^^







    『私は人生で二つの事故に遭遇した。一つめはバスの事故。二つめはディエゴよ』

    6才 小児麻痺になり右足が不自由になる。 
    18才 乗っていたバスが路面電車と衝突し背骨、肋骨、骨盤、鎖骨は砕け、右足はつぶれた。
     鉄の棒が腹部に突き刺さり、子供を宿せない体になった。
    22才  21才年上の有名壁画家ディエゴ・リベラと結婚。 ディエゴに幾度となく裏切られる。
    27才  ディエゴがフリーダの妹と関係を持つ。      28  別居   
    30才  ディエゴに嘆願され フリーダの生家に亡命した革命家レオン・トロッキーを住まわせる。
    フリーダはトロッキーと関係を持つ。   
    32才 やり直したいと申し出るがディエゴが拒否。離婚する。
    フリーダの体調が悪化する。
    33才  ディエゴと再婚。  絶えることのない感染症や合併症。 右足は壊死し切断された。
    手術は 生涯32回も繰り返された。    
     47才 フリーダ死去  

    フリーダの絵画を見たとき、フリーダの孤独、苦しみ痛み、力強さを感じずにはいられません。  


     フリーダが生まれ育ち、息を引き取った生家「青い家」を訪れました。
    「青い家」は、現在博物館になっており、フリーダとディエゴの絵画、アトリエ..
    コルセットなど遺品が展示されています。

    けんちく・フリーダ7 

    ベッド、車椅子、フリーダが集めた置き物が 
     当時の姿のまま 保存されているため
    フリーダとディエゴが暮らしていた時から、時間が止まっているかのよう。


    全身にクギが刺さっていたり、血が飛び出していたり
    時に痛ましく描写されている フリーダの作品。
     (フリーダの絵はこちら。作品が一覧になっているサイトを貼りつけておきますね^^)

    長く辛い闘病生活で、寝たきりだった18才のフリーダ。
    絵に興味を持ち始めたフリーダのために、母親がベッドの天蓋に鏡を付けました。
    自分の顔を見ながら「現実」を描きづづけ、 その後も、
    事故の後遺症による肉体的苦痛。 ディエゴからの精神的苦痛.. 
    切なく複雑なディエゴへの想いを 描き続けたフリーダ。
    自画像が多いのは、運命に向き合い いつも自分自身と真正面から向き合っていたから。 
     
    フリーダの絵画は、フリーダの人生そのものなのです。
      
     

    遺品、言葉からも 伝わってくる 
    吐き出された感情と 強い意志。 
     
    けんちく・フリーダ12 
    赤いブーツを履いた義足。 民族衣装も展示してあります。
    ディエゴがこよなく愛していた民族衣装を、フリーダはいつも着ていました。





    亡くなる10年前からつけていた 日記の中の一文です。

    『なぜ私は彼のことを私のディエゴと呼ぶのだろう。彼はこれまで一度も私のものにならなかったし、
    これから先も決して私のものにはならないのに。だって、彼は彼自身なのだから 』



    亡くなる8日前、47年の生涯最後に描いたスイカの絵画には
    このような言葉が描かれています。

    『Viva la VIDA』 ・・・ 人生万歳


    博物館で、魂のこめられたこの絵を見た時、
    フリーダに会えた気がしました。


    フリーダ・カーロ博物館 hp 
    *撮影有料。不可の時もあったようですが、現在は絵画も撮影可能でした(2013.4時点)









    フリーダへの想いから、長文に  長い日記になってしまいますが、続きます。 
    ↓ タクシーに乗って 教会、レストラン、建物めぐり。。^^  ↓



    -- メキシコシティ タクシーのチャーターについて --
    フリーダ博物館・建物めぐりをした日、3時間タクシーを貸し切りました。流しのタクシーは不安なので、
    宿泊したホテル「ヴィラ・コンデサ」で予約をしてもらったら、値切ってくれて3時間で400ペソ(3200en)。
    相場は1時間150ペソ(2013年4月時点)のようです。
    高級ホテルで予約したら1時間200ペソ?250ペソ?? 高級な場所は、タクシーも高くなります。 





    ::フェリックス・キャンデラ::


    建築構造家「フェリックス・キャンデラ」設計の 教会2箇所とレストランへ行きました。
    ダイナミックな造形。コンクリートとは思えない軽やかさ。 
    教会に入り、天井ばかりを眺めていました。

    キャンデラの建物は、貝殻のような合理的な曲面の構造でできており、
    厚さ4センチのコンクリートでも 建物の強度が保たれています。
    このような構造は計算が難しく、コンピューターのない時代に、
    これだけの作品を世に残した人は、他にいないと言われています。 


    けんちく・フリーダ5  






    ::リカルド・レゴレッタ::


    シティ2つ目のホテル カミノレアルポランコに宿泊しました。
    建築家「リカルド・レゴレッタ」設計のホテルです。 
    リカルド・レゴレッタは、ルイス・バラガンの影響を受けた有名な建築家。
    開放的なロビーには、バラガン邸と同じ椅子「ブタカチェア」があり、
    座ることができます(バラガン邸では触ることもできません)
    水面に浮かぶバーラウンジは、ガラスの床、ブルーの壁に囲われて、
    光が入ると 全体がブル一色に。。
    通路にあるピンク色の格子は、時間ともに影や色が変化します。

    けんちく・フリーダ10 

    築45年とは思えないほど、綺麗なホテル。
    スーツやワンピースを着た人ばかりで、正装していない自分が恥ずかしいくらい。
    ホテルのタクシー運転手もきちんと身なりを整えていて、髪を固め、黒スーツ..
    乗車したタクシーの運転手さんは 昔の三上博史でした。
    少し場違いな雰囲気でしたが、泊まってよかった。

    ブルーの壁にピンク色の格子、ライトアップされるエントランスの渦状噴水..
    時間と共に変化する 光の移ろいを、楽しむことができたから^^


    けんちく・フリーダ11 

    Camino Real Polanco  hp 













    ::フリーダ おまけ編::

    フリーダ・カーロ博物館で 着せ替え本 を購入しました。

    切り抜いて着せてみたいのですが、もったいなくて飾っています。
    フリーダが着ていた衣装が約30着くらい載っていて、
    いつどこで着用した.. など由来も書いてあります。
    背表紙は、ディエゴ。 ディエゴの服も数着あります^^

    けんちく・フリーダ8 





    そしてこちらは アマゾンで購入したフリーダの料理本。

    お祭りやお祝いの時に、フリーダの家でふるまわれた料理のレシピ本です。
    訪れた 「青い家」で撮影されていて、
    フリーダとディエゴの写真や、エピソードもたくさん載っています。

    フリーダ本1 

    お気づきの方もおられますでしょうが、これらのごちそう... 
    色目をみただけで、 日本の食材では太刀打ちできないことが分かります 

    実際料理を作ってみる というよりも、眺めているだけで楽しい本。
    色彩豊かな食器やごちそう、メキシコらしい風景。 テーブルコーディネートもかわいいくて、 
    背景や小物の細部まで見入ってしまいます。 フリーダとメキシコを感じる 素敵な一冊です*^^*


    フリーダ本2 







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    • メヒカーナの休日 9    ~メキシコが生んだ偉大な人たち  メキシコシティ~
    • 2013年05月15日 (水)
    • 23時34分58秒
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